東京人気スポットのネイルサロン

infomation

FXとは?

FXでは、子ども一人ひとりに合った情報を届けることを狙い、メルマガの発行に踏み切った。まずは、1カ月から6カ月の乳児の子育てをしている母親を対象に立ち上げ、その後、随時コンテンツの検証を重ねながら段階的に対象層を広げ、開始から約1年で現在のスタイルを確立する。    また、当初は、会員組織化に当たって会費制も検討。粉ミルク業界で会員組織化を図っていた企業はどこもなく、当然ながらベンチマークもなかった。しかし、まずは会員の獲得を優先する必要があることから、無料で始めることを決定した。そして、会員とのコミュニケーション手段として、ダイレクトメール(DM)の採用を検討したが、コスト負担が大きいと判断。コストを軽減できるメルマガを採用することになった。同社は粉ミルク業界において、メルマガによる生活者とのコミュニケーションの先駆者となったのである。 同社では、「マタニティ・ノート」を妊婦に配布。妊娠期などに知ったほうがいいことを図解入りで解説。また、妊娠期のレシピも掲載   (3)CRM施策の現状    〜「楽しく」「らくちんで」「役立つ」情報をメールマガジンとして配信〜  子育てメール・クラブ「Isure(FX)」は、“私だけの育児”を目指したいと考えている母親・父親に向けて、「ちょっと知的で素敵な育児情報」のコンセプトのもと、同社が厳選した上質な情報をメルマガ配信することで、プレ取引(妊婦)や母親・父親を日常的に応援するという取り組みである。    メルマガ配信の対象者は、妊娠5カ月から3歳までの母親・父親に限定している。プレ取引には毎月1回(第4週木曜日)、0〜3歳までの子どもがいる母親・父親には月齢に応じた情報を毎月2回(第2・4週木曜日)配信する。    情報選定のキーワードは、「楽しく」「らくちんで」「役立つ」の3点。例えば、妊娠4〜7週のプレ取引には、妊娠中の食生活のポイントがわかる情報や妊娠中の楽しみ方・ストレス解消法の情報、生活全般のアドバイスなど。また、0カ月の赤ちゃんの母親には、育児の楽しみ方や遊び方のコツ、発育や病気の知識、母親・父親が一緒に学べる情報などを、月齢ごとに編集して提供する。ソフトタッチな言い回しを心掛けるなど、育児につきものの“不安感”を和らげるような工夫を随所に施している。それと同時に、医学的または栄養学的なコンテンツはすべて、医師、保健師、看護師、栄養士、保育士といった専門家の監修により制作するなど、情報の信頼性と品質維持には万全を期している。   FX 取引のコーナーコンテンツも人気だ。「パパ取引通信」はアイクレオおすすめの商品情報コーナーで、出産記念ジュエリーやこだわりグッズ、ライフプランなどの情報を提供する。    「取引・パパへのお願い&ちょこっとアンケート」は、主にメルマガの改善に向けたアンケートをお願いするコーナーだ。5問ほどの質問を用意して回答を募る。これを意識調査にも利用しており、この結果を商品開発に活かした実績もある。2003年に発売した「毎日ビテツ」はそのひとつだ。妊娠期の関心事や食生活で気を付けていたこと、どんな味を好んだかといった質問を投げ掛け、そこで得た回答を基に商品開発に反映させたのである。    また、「ファミリー交差点」は、母親・父親同士の交流コーナーで、先輩取引のアドバイスや提案、新米取引の不安や悩みの打ち明けなどが自由にできる場である。例えば、とある号で悩みを募集し、次号で事務局が会員に投げ掛けて回答を集め、さらに次の号でQ&Aの形式で掲載するといった具合だ。書き込み型ではないが、同社が仲介するかたちで会員の交流の場として活性化しており、身近なアドバイスが得られると好評を博している。回答者が同月齢の母親とは限らないこともあり、月齢を問わず会員すべてに配信しているコンテンツである。    さらに、肩の力を抜いて楽しめる新コーナーも用意している。「Isure Coffee Break」がそれである。15分でできる晩御飯レシピのほか、ほのぼのとした話題や育児疲れを忘れる内容で情報を提供する。    このように、一方的な発信だけではなく、「ファミリー交差点」や「取引・パパへのお願い&ちょこっとアンケート」といった会員同士が意見交換できるコミュニティも提供し、同社と会員のみならず、会員と会員をもつなぐ、立体的な育児情報サービスの仕組みを構築している。 子育てメール・クラブ「FX」。会員になると、月齢に応じた77通のメールマガジンを配信。子育てに悩む母親の大きな支えとなっている  FXから子どもの月齢で細分化し77パターンのメルマガを配信 「FX」への入会はWeb上の登録フォームからのみ可能だ。購読者数は、およそ7万人。同社のよれば、メルマガの開封率は非常に高く精読率も高いという結果が出ている。メルマガ登録者は、同社製品ユーザー、他社製品ユーザー、母乳がそれぞれ約3割ずつを占めている。    基本的に、メルマガ配信は売上拡大やPRといった販促目的ではなく、子育て応援である。一方で、同社製品ユーザーに対する製品販売後のフォローという目的も兼ねているため、成長に合わせてミルクを切り換える時期にその切り換えをフォローするための記事や、ミルクで困ることが生じる時期にその不安を解消する記事などを、ピンポイントで差し込むことがある。この施策には、結果的に他社製品からのスイッチを促す効果もあるという。    メルマガ購読者7万人のほかに、すでに子どもが対象年齢を過ぎた過去の会員も約3万人いる。これらの会員には、頻度は少ないが、定期的に配信を継続して、関係性を維持している。