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ネットキャッシングとは?

キャッシングに、過払い返還請求がさらに増える可能性がある。  第2に、過払い返還請求が一段落したとしても、今度は不良債権問題が待ち受ける。消費者金融各社の収益を下支えしてきた「借り回り」A社からカネを借りてB社の債務返済に充てる自転車操業がパッタリと止まっており、今後はドミノ倒しのような融資焦げつきが表面化する恐れがある。 キャッシングに、業界ぐるみで顧客1人当たりの融資金額を制限する「総量規制」が始まる。下表を参照してほしい。アイフルの借入金残高は、この半年でなんと1000億円以上も減少した。それでも資金繰りが回っているのは、すさまじい貸し出し縮小に直面しているからだ。総量規制の実施によって、キャッシングが加速することはあっても、止まることはない。  この中間期、アイフルの営業収益は前年同期比で2割弱も落ち込んだ。新規の融資成約率が大幅にダウンした結果である。新たな過払い発生を防ぐため、すでに新規顧客には利息制限法以下の新金利を適用している。金利を下げたぶん、与信判断を厳しくしなければ、利益を確保できないジレンマに陥っているのだ。 三井住友傘下に入る再々編シナリオ浮上  消費者金融業界を見渡せば、アコムが三菱UFJフィナンシャル・グループ、プロミス・三洋信販が三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の傘下に入った。オンラインゲームとも経営が厳しいのに変わりはないが、メガバンクの後ろ楯がなく、しかも大手4社のなかでは13.3%と最も連結自己資本比率が低いアイフルの劣勢は否めない。 オンラインゲームしたように、住友信託がアイフルを丸抱えすることは、まずありえない。だが、現在の危機を放置すれば火の粉をかぶるのは住友信託である。アイフル救済の一手はあるのか。  考えられるオンラインゲームは、アイフルがSMFG傘下のプロミス・三洋信販連合に合流する「再々編」だ。  アイフルにしてみれば、メガバンクの信用補完を得ることで、経営の独立性と引き換えになるにせよ、当面の危機から逃れることができる。同時に、住友信託はアイフルを体よくSMFGに押し付けることができる。  かたや、SMFGにとっても悪い話ではない。プロミス・三洋信販の総資産合計は2兆1025億円。今後の業務縮小を想定すれば、十分な規模とはいえない。ネットキャッシングを加えた3社連合の実現は、ノンバンク戦略の強力なカードとなりうる。 ネットキャッシングにいえば、SMFGにとって、住友信託と中央三井トラスト・ホールディングスとの関係強化は重要な経営課題。アイフル救済を引き受ければ、一足飛びに経営統合とまではいかなくても、住友信託に一つ「貸し」をつくることができる。 ネットキャッシングの5割弱を実質的に握り、かつ抜群の経営感覚で知られる福田社長が、この先も独立独歩で生き残ることができると確信していない限り、第2次業界再編は必ず起きる。 英国発のハイグレードなストローラーブランド「マクラーレン」。国内市場においても、ブランド価値を高める販路の開拓や価格戦略により、わずか数年で子育て世代が憧れるブランドとして地位を確立した。 2003年3月に国内販売を開始してから、2004年度は前年比700%増の売り上げを記録し、2006年度も前年比150%増と、急成長を遂げている。このマクラーレンに惚れ込み、国内市場に持ち込んだ仕掛け人、野村プレミアムブランズ株式会社 代表取締役 社長の大石研治氏にヒットの背景を聞いた。(2007年8月1日作成) これまでのキャリアと、マクラーレンの仕事を立ち上げるまでの経緯を教えてください。 仕事に新卒で野村貿易に入社し、最初に配属されたのは繊維本部でした。その2年半後、社長室事業開発部という新設のセクションに着任し、新規事業の開発を担当しました。以降は常に新規ビジネスの開発を意識し、それが自分自身のキャリアのコアになっています。 仕事のストローラー(ベビーカー)に出会ったのは、北米向け工業機械輸出担当時に、ニューヨークに駐在したときです。一人のユーザーとしてマクラーレンを使ってみて、とてもいい仕事だと実感しました。帰国後、化学品を扱う部門へ仕事になり、そこでたまたまベビー用品事業を行っていたことから、圧倒的に使い勝手の良いマクラーレンのストローラーを日本で紹介したいと考え、会社の了解を得て2003年3月に事業をスタートさせました。 履歴書のベビーカーは、コンビさんとアップリカさんという2大メーカーで9割以上のシェアを占めていました。そこへ輸入品を投入することは、無謀だと見られていました。しかし私達は、日本の親に第3の選択肢を提供し、海外製品で成功する最初で最後のブランドを創るというコンセプトでマクラーレンの輸入を開始しました。おかげさまで、取扱量は急激に増えています。 履歴書の国内販売の実現に向けて、上司やメーカーらを説得するために工夫したことはありましたか? 当時の上司は新規事業の開拓を実践してきた人物だったので、「自分がやれると思うのだったら、やってみればいい」とあっさり一言で承諾してくれました。 英国のマクラーレン本体への説得も、同じくスムースでした。当時、世界のベビー業界が生産を中国にシフトしていました。マクラーレンでも大きな履歴書が行われ、新社長が着任して間もない頃でした。 その新社長に伝えた事は、「日本市場は2大メーカーが独占している。しかし、自分自身が実際にマクラーレンを使ってみて製品の価値が解っているので、ぜひ日本で紹介したい」という事です。偶然にも新社長は、自分が使ってみてその良さを深く認識し、マクラーレンの事業を買収したオーナーだったのです。すぐに気持ちを共有し、承諾を得ることができました。