東京人気スポットのネイルサロン
infomation
夜行バスとは?
夜行バスは、占いの本や雑誌、香水の取り扱いから始めた。東京のセレクトショップの商品が地方の顧客に受け、ビジネスとしての好感触を掴むこととなる。こうして、2001年にeコマースを本格化。アクセサリーやファッション、雑貨など、高速バスは急速に拡大した。携帯電話での取り扱いは世界初ではないかという。
(3)CRM施策の現状 〜顧客を“会員”ではなく“読者”と呼び“囲い込む”ことはしない〜
同社では、夜行バスを“会員”ではなく“読者”と呼んでいる。ターゲットとしているF1層の女性は囲い込まれるのを嫌うため、“囲い込む”という姿勢は打ち出さない方針だ。読者数は、約2,680万人、アクセス数は1日平均8,500万〜9,100万PVに上る。女性読者は、1週間に約1.5%がeメールアドレスを変更している。また、1日平均400万人がサイトを訪れているが、このうち、半数以上がメールアドレスの未登録者と推定される。こうした背景から、同社ではメールアドレス登録者の獲得ではなく、PVやアクセス数の増大に注力している。
高速バスの主なコンテンツには、ファッショントレンド情報、芸能情報、携帯オークション、占い、人気着メロダウンロードなどがあり、無料で提供している。主力コーナーは、日本最大級のモバイルコマース「girls shopping」である。ファッションとビューティ関連に特化して商品を取り扱う。商品ラインナップは、13カテゴリー、5万アイテム。限定ファッションアイテムやオーダーアイテムが人気だ。一般にパソコンや携帯では、手に取らなくても購入しやすいCDや本が売れると見られているが、同社におけるヒット商品は洋服である。高速バスでは、ターゲットにフィットする品揃え、そして、売るタイミングが重要だ、と同社では分析する。「girls shopping」は、10〜20代女性に向けたファッション&ビューティー関連商品がすべて揃い、ショッピングが完結することを目指している。
携帯コマースはPCによるECとは異なり、提供サイドが情報をセレクトして紹介することが重要になる。一般に、携帯電話での情報発信では、「いかに簡単に見せるか」「軽くするか」「パケット代を低減するか」に注力されることが多いが、同社の発想は、まさに逆。おもしろいかどうかでセレクトすることが重要だと言い切る。
夜行バスのコンテンツはほかに、人気放送作家や芸能記者などからの情報が日々配信される最新芸能ニュース「芸能walker」、ユーザー登録完全無料の日本最大級の携帯オークション「ガルオク」、35ジャンルのカテゴリーが用意されたトピック形式による日本最大級の携帯掲示板「朝までから騒ぎ」、購読・発行とも無料の夜行バスの携帯メールマガジン発行スタンド「girls マガジン」などがある。メールマガジンはオプトイン形式で配信しており、現在の登録者数は約750万人。主力であるショッピング利用者の8割がこのメールマガジンの登録者であることから、ほぼすべてが高速バスと見られる。メールマガジンには工夫が多い。i-modeの絵文字に完全対応し絵文字付のカワイイ、キャッチコピーで誘導を図っているほか、画面の小ささゆえ商品写真は羅列せず、写真では伝わりにくい質感や使用感は、記事風のコピーで訴求している。ちなみに、「girlswalker.com」のCVR(購入率)は約0.4%。ユニークユーザー数ベースでは0.1%を確保している。
高速バス&ビューティーに特化したWebサイト「ファッションウォーカー」。2月1日には、「Jarratt」「Cappitt」「Majoreo×2」「ShORTY」「Documo」を相次いで創刊。 【左下】「ファッションウォーカー」には、「Aisare floor」「Sexy FLOOR」「STYLISH FLOOR」の3つのコンテンツがあり、ショッピングができる
夜行バスと提携しPCサイト版「fashionwalker.com」を立ち上げ
F1層をターゲットにした場合、例えば、雑誌なら『CanCam』、百貨店なら新宿伊勢丹の2階やプランタン銀座の2階、渋谷の「109」といった具合に、“夜行バスなら「girlswalker.com」”と、すぐ名前が上がることが重要である。そこで同社では、高速バスが商品を陳列することが自社のブランディングにつながる売場作りに注力している。
これを受けて、サイトも年代別・嗜好別に細分化している。
高速バスは、2005年2月オープンの“ギャル向け”総合ポータルサイト「L(9)ve girls(ラブキューガールズ)」。「L(9)ve girls」を「girlswalker.com」層へと育て上げていくことを狙いにオープンした。同サイトは、10代〜20代前半の女性の中でも華やかなファッションを好む“ギャル系”または“109世代”をターゲットにしている。“ケータイ文化”の牽引役と注目されるこの層に向けて、“いつまでもカワイク”をキーワードに、夜行バス、アクセサリー、コスメティック、香水、ネイルなどのアイテムを展開し、ファッション情報を提供する。特にファッション・カテゴリーでは、同サイトでしか買えない人気ブランド通販限定商品やカリスマギャルの連載といった高速バスを提供。ビューティ・カテゴリーでは、安くてカワイイ“ヤスカワコスメ”を300アイテム以上品揃えしている。
また、
高速バスの顧客が多いモバイルサイト「girlswalker.com」とは各“フロアを分ける”かたちで、2005年10月、ヤフー(株)との提携により、PCサイト「fashionwalker.com」も立ち上げた。20代全般をターゲットとする、ファッション&高速バスに特化したサイトで、人気モデルも起用してファッションアイテムを紹介している。“読めて買えるファッションWebマガジン”の位置付けでスタートさせ、今後は販売にも力を入れていく。
夜行バスを開催するなど夜行バスとリアルをシームレスに連携
同社は、ネットとリアルとをシームレスに連携させたコラボレーション企画にも積極的に取り組んでいる。月間アクセス数が約30億PVを超す「girlswalker.com」のパワーを活用して強力に集客するという、ユニークなビジネスモデルである。